35 歳の時の私はなぜプログラミングが必要だと思ったのか

どもども、すうさんです。

本記事は私が 35 歳の時に人生の転換となるきっかけと出会った時の記事となります。

いつもより真面目な内容ですが、本当にささいな出来事で人生が変わる可能性があるという意味であなたの参考になってくれればうれしいです。

良い意味でささいな言葉が私に刺さった瞬間です

35 歳の時の私はキーボードを人指し指だけで押していました。

パソコンは確かに私の務める職場にもありました。

勤務している従業員全員にそれぞれ専用のパソコンが机にあって私もネットニュースなどを見ていました。

Excel や Word を使うことはありましたが、関数の式など自分で入力したこともありませんでした。

要するにパソコンを使いこなす必要がない仕事をしていました。

ある日私はネットで必要な情報を調べていました。

そこで私より若い社員に言われた言葉がありました。

「〇〇なんかで検索してるから探せないんだよ。ググりなよっ!」です。

えっ?どういうこと、と一瞬わからなくて意味を聞いたほどでした。

さらに刺さった決定的な言葉とは

それは iPhone との出会いでした。

周囲で iPhone 3 を持つ人がちらほら出始めていた 2010 年に私は初めて iPhone を購入しました。

iPhone 4 でした。

知り合いが、俺は使いやすいと思うよと言っていたのと SoftBank の店舗で店員さんが実際に使用している iPhone をいじらせてもらってその操作性と画面の美しさに感動してしまったからです。

WiFi につなぐともっと使いやすかったのに、私はそれすらわからないくらいパソコン・スマートフォンオンチでした。

主に自宅でいじってみることが多かったのですが、ある時操作ができない状態になりました。

その時に SoftBank の店舗へ相談に行きました。

そして店員さんから恐ろしい言葉を聞いてびっくりしたのです。

「アカウントを削除すれば大丈夫です」

「?????」

意味がわかりませんでした。

アカウントって?

削除って、どういうこと?

「どうやるんでしょうか?」私は真剣にたずねました。

店員さんは優しく操作方法を教えてくれました。

しかし、SoftBank の店舗からの帰り道で思いました。

私は用語の意味がわかっていない。

私はわからなさすぎだ。

コンピュータ用語という用語があることもこの時は知りませんでした。

わかってなさすぎると認識した私のその後

すぐに行動したわけではありませんでした。

私には何がわかっていないのか、私は何が知りたいのか。

毎日サラリーマンとして勤務している最中にそこを意識し始めました。

パソコンに詳しくなるためにネットで色々検索してみるとどうやらパソコンの世界にはハードとソフトがあるということがわかってきました。

そして私にはソフトについてよりもまずはハードについての理解が必要だということもなんとなくわかってきました。

そしてプログラミングの学習が必要であることもわかりました。

また同じ頃、私のやりたいこととはインターネットを使った商品販売もしくは商品販売の場所の作成ということもはっきりしてきました。

そのためには塾に行って勉強するという選択しか思いつきませんでした。

しかし、塾で習おうとすると 100 万円位のコースになっているものがほとんどでした。

そんなに払える給料をもらっていなかった私はなんとか他の方法でみっちり勉強できないかググり続けました。

そしてたどりついたのが、職業訓練でした。

各都道府県に 1 つずつほどパソコンのシステムやプログラミングについて学べるコースがあったのです。

仕事ってなんなんだろうかと考えてみました

私は高校を中退してから大検に大学と散々費用をかけてから就職しました。

しかしこれまではっきりいってやりたいと思ってやっている仕事は一つもありませんでした。

生活するためのお金をもらうために仕事をしてきました。

仕事をしたからお金がもらえて生活ができると思っていました。

しかし、ここで仕事について改めて考え直してみました。

仕事の成果とは誰かの役に立った結果ということではないだろうかという考えでした。

誰かの役に立つような世の中で必要とされることを続けていけば、いずれ私の元にもお金は回ってくるのではないだろうか?

私がやりたいことが誰かの役に立つことであればいいのではないか?

誰かの役に立つために私は私のやりたいことをして生きて行こう。

それから 4 年後に私は退職して職業訓練に参加しました。

その職業訓練で使用したプログラミングテストに必要な C 言語プログラミング能力認定試験2級 過去問題集 はこちらで購入できます。

そして 10 年後の 45 歳

もうあの時から 10 年経ったのかと感慨深い思いです。

ただ、あの時刺さった言葉があったから今の私があるとそう思って感謝しています。

人生はなにがきっかけとなるかわかりませんね。

私は今になっても挑戦の途中です。

今までよりも、より一層強く道の途中であると認識しています。

やりたいことは次々と頭に浮かびます。

その一つ一つを少しずつ少しずつゆっくりと実現させていくだけです。

完成するということはなく、常により良い状況を目指して日々改良を重ねるだけです。

高校時代にテニス部をクビになってやりたいことが見つからなかった時期は時間があり余っていました。

ですが今はやりたいことだらけで時間が足りません。

初めてやることばかりで苦労することは多いですがその分充実感を感じています。

やらされていることは一つもありませんから人生が楽しいです。

これからもいろいろやっていきたいですね。

ではでは。